以下の項目に当てはまる方は当院にご相談ください
- 便意を催してもいきまないと排便できない
- 下痢や便秘が慢性化して悩んでいる
- ストレスを感じた際にお腹の不調が起こる
- 排便しても残便感がある
- 便が小さくてコロコロしている
- 下痢や便秘の時はドラッグストアの市販薬だけで対処している
- 高脂肪食や肉類を食べることが多い
- 日頃から果物や野菜を食べることが少ない
- 日頃あまり運動しない
上記の項目に当てはまる方は、一度ご相談ください。当院には消化器領域の専門医が勤務しており、便通異常の専門外来にて下痢や便秘の診療に注力しております。また、当院には専属の管理栄養士も勤務しており、管理栄養士の栄養指導や運動指導も実施しておりますので、遠慮なくご相談ください。
便通異常でお悩みの方へ
下痢や便秘などの便通異常はどなたでも起こったことがあると思いますが、下痢や便秘の症状があっても「こうした症状で病院に行くのは躊躇われる」「わざわざ病院に行くほどでもない」「下痢や便秘は市販薬を服用すれば問題ない」と軽く考える方は少なくありません。
単なる下痢や便秘と考えていても、実際は過敏性腸症候群(IBS)、潰瘍性大腸炎、大腸がんなどの疾患が潜んでいる恐れもあります。下痢や便秘でお悩みの方は、遠慮なくご相談ください。
下痢や便秘の症状を、市販薬だけで対処していませんか?
長引く便秘や下痢でお悩みの場合に、市販の便秘薬や下痢止めを服用して済ませている方は少なくありません。
上述のように、下痢や便秘の症状は、潰瘍性大腸炎、直腸がん、大腸がんなどの疾患によって起こる場合もあります。したがって、下痢や便秘の原因をしっかりと特定することが重要です。ご自身の判断で市販薬の服用で済ませるのはリスクが高いこともありますので、注意が必要です。
便通異常でお悩みの方は「消化器内科を専門としているクリニック」に相談し、必要があれば内視鏡検査を受けることをお勧めします。当院では、消化器内視鏡専門医が問診・診察を行い、必要があれば血液検査、便検査、内視鏡検査などをご案内いたします。
~実は注意すべき市販薬~
市販の便秘薬のほとんどは、大腸刺激性下剤というお薬です。大腸刺激性下剤には「センナ」「大黄」という漢方成分が入っており、こうした成分によって大腸粘膜が刺激され、便意を催すことで便秘改善が期待できます。なお、便秘になると毎回大腸刺激性下剤を服用していると、大腸粘膜が刺激に耐性を持つようになり、便秘改善のためにお薬を服用してもなかなか効果を実感できなくなります。
市販薬は服用してはいけないものではありませんが、市販薬を服用しても便通異常が改善しない場合は、なるべく早めに消化器内科を専門とするクリニックを受診してください。
当院の便通異常専門外来の特徴について
1.消化器内視鏡専門医が勤務しています
当院には、院長をはじめ消化器内視鏡専門医の資格を有する専門医が多く勤務しています。下痢や便秘などの便通異常でお悩みの方は、一度ご相談ください。単にお薬をお出しするのみならず、必要に応じて血液検査、超音波検査、内視鏡検査を行って原因を特定し、症状を解消するために尽力いたします。
2.内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)を行います
必要があれば内視鏡検査を実施します。内視鏡検査によって消化管の内側を細かく観察することが可能です。内視鏡検査で消化管の内側に異常が発見されない場合は、運動指導や栄養指導を行います。一度ご相談ください。
4.専属の管理栄養士が勤務しています
当院には専属の管理栄養士が勤務しており、患者様へ運動療法や栄養指導を行っております。下痢や便秘などの便通異常は保険適用されないため、自由診療となりますが、ご希望の方は一度ご相談ください。
便通異常を解消するために
下痢や便秘の原因が潰瘍性大腸炎や大腸がんなどの疾患ではない場合、日頃の生活習慣や運動習慣、食事習慣によって起こっている可能性があります。
当院では、採便のみで腸内環境を検査可能な「腸内フローラ検査」を実施しています。腸内フローラ検査では、下痢や便秘の原因を腸内細菌の様子を確認することで突き止めます。単に腸内フローラ検査を行うのみならず、結果に基づき当院の管理栄養士が食事習慣や生活習慣、運動習慣を見直すために栄養指導を行います。ご自身の健康状態をきちんと理解して頂き、患者様に応じた栄養指導を実施しますので、ご希望の方は一度ご相談ください。
文責:金沢消化器内科・内視鏡クリニック金沢駅前院
理事長 中村文保